セウラサーリ島 Seurasaari

ヘルシンキ西部に位置する、セウラサーリ島。
島全体が屋外博物館になっており、古い建物がフィンランド全土より集められ、この島に移築されました。

行き方:
ヘルシンキからバス24番に乗り、終点下車

バス停の近くに橋があり、この橋を渡ると、セウラサーリ島です。

博物館は夏季のみオープン(6月中旬から9月中旬)
入場料は大人10€、子供4€です。(2020年現在)
https://www.kansallismuseo.fi/en/seurasaarenulkomuseo

チケットは橋を渡り、橋の近くにあるこのキオスクで購入できます。

建物の中に入らなければ入場料は不要で、近所の人がジョギングや散歩に来ているのをよく見かけます。

秋から冬にかけては博物館が閉まっているため建物の中に入ることができませんが、外からの見学はできます。

毎年、ユハンヌス(夏至祭)にはイベントが行われ、コッコと呼ばれる大きな焚き火をすることで有名です。

古い木造の建物が島のあちこちに展示されています。

フィンランドの手工芸、ヒンメリが飾られていてとても可愛いです。

建物の中は昔の生活の様子が再現されており、白樺の皮で作ったカバンや、表裏が同じ模様で刺繍されたカレリア刺繍などが飾られていました。

こちらはセウラサーリ島にある教会。
結婚式で人気のある教会です。
自然に囲まれた古い教会でのウエディング、タイムスリップしたようですね。

島内にあるカフェ、Antin Kaffeliiteri (アンティン・カフェリーテリ)
天気の良い日はテラス席が気持ちよさそう!
夏季のみ営業しています。

https://www.kansallismuseo.fi/en/seurasaarenulkomuseo/ravintola-ja-kahvila

こちらはレストラン、クルーヌ。
ランチは日替わりで、私の行った時はミートボールなどがありました。
サンドイッチやシナモンロールなどの軽食もありますので、休憩がてら立ち寄ってみるのも良いですね。

https://seurasaarenkruunu.fi/en/

セウラサーリ島をぐるっと回ると半日はかかります。
自然に囲まれた島ですので、7月下旬から8月にかけてブルーベリーやラズベリー、キノコ狩りもできます。
島内を歩いていると鳥や動物にも遭遇することができますよ!

自然を満喫できる、おすすめスポットです。
是非訪れてみてくださいね!

Svartholm スヴァルトホルム要塞

スオメンリンナよりも小さく、約1時間ほどで島を一周できるスヴァルトホルム要塞。

1700年代にロシア軍から当時スウェーデン領であったロヴィーサを守るために建てられました。

経年のためか要塞の一部が崩れていましたが、補修工事が始まるようで材料がたくさん積み上げられてました。

Svartholm 1

ボートは夏季のみ(6月22日から9月2日)運行しています。

https://visitsvartholm.fi/ (フィンランド語)

1日6往復、大人18€、子供9€(2018年現在)です。
8月12日までは月曜運休
8月13日以降は土日のみ運行します。

 

Svartholm 3

島内には1箇所カフェがあります。(月曜定休)

こちらも夏季のみ営業です。

https://theronbistro.fi/bistrosvartholm/

また、BBQエリアもあったので食材を持って出かけてみるのもいいですね!

Landskapet Åland オーランド諸島

フィンランドとスウェーデンの間にあるオーランド諸島。

夏季はフィンランドやスウェーデンからの観光客で賑わいます。

フィンランド自治領ですが、公用語はスウェーデン語、オーランド諸島の旗があり、独自の法律や独自のナンバープレート、独自のドメイン(フィンランドは.fiに対し、オーランド諸島は.ax)もあります。中でも独特な法律はオーランド諸島住民以外は不動産を所有することが許されていません。ですので本土に住むフィンランド人は同じフィンランド人であってもオーランド諸島で家やサマーコテージを買うことができないそうです。

さて、オーランド諸島ですがどのような観光箇所があるのでしょう?

ヘルシンキから往復航路(ヴァイキングライン)で行くサンプル行程(車移動);

1日目 ヘルシンキ  17:00 ヴァイキングライン、カタヤノッカターミナルにてチェックイン&待機

車の場合は車に乗ったままチェックインの手続きができます。チェックイン後は待機。その後船に乗る時に誘導されます。

 18:00 船出発

キャビンで仮眠

2日目

Mariehamn(マリエハムン)

 04:25 マリエハムン到着後、ホテルへ移動&仮眠。
 Geta(イェータ)  10:00 ホテル発、イエータへ。
イエータで散策
Kastelholm(カステルホルム)  14:00  カステルホルムのSmåkbynスマークビューンにてランチ

カステルホルム観光

 Bomarsund(ボマルスンド)  16:00  ボマルスンドへ
Uffe på Berget (ウッフェ・ポー・ベルゲット)  18:00  2号線のトンネルの上にあるカフェ、Uffe på Bergetウッフェ・ポー・ベルゲットで休憩
 Mariehamn(マリエハムン)  19:00 マリエハムン市内散策&夕食

お店は開いていないが雰囲気だけ楽しむ。

 21:55 マリエハムン乗船場にてチェックイン&待機。
 22:55  マリエハムン発
3日目  ヘルシンキ  09:15  ヘルシンキ着

丸1日あれば車で主要箇所はほぼ回れます。

オーランド諸島は公共交通の便があまりよくないので、車(マリエハムンでレンタカー会社もあります)を利用されることをお勧めします。

レンタカー会社(2018年現在営業のレンタカー会社の一例)

フィンランドから船中2泊で行きましたが、スウェーデンに行く途中立ち寄ってみるのもいいですね!


オーランド諸島に関するブログはこちらから。

Uffe på Berget ウッフェ・ポー・ベルゲット

カステルホルムやボマルスンドに行く途中、道路上(トンネルの上)に見えるこのカフェ、Uffe på Bergetウッフェ・ポー・ベルゲット。

すぐ隣に展望台もあり、登ることができます。(有料)

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オーランド諸島のパンケーキや菓子パン、サンドイッチなど置いています。

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カフェの中からの眺め。

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カフェの外のテラス席からの眺め。

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トイレ休憩(水洗ではありません)で立ち寄り、カフェからの景色を楽しんでくださいね!

Bomarsund ボマルスンド

オーランド諸島のSundスンド地方にある、ボマルスンドの城の遺跡。

ロシア統治時代の1800年代始めに建てられましたが、1854年のオーランド戦争でイギリス、フランス軍により爆破されました。

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そのままの状態で残されており、中側は羊が放牧されていました。

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のどかな風景が広がります。

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大砲も残されたまま。

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亀の甲羅のように石が積み上げられています。
六角形は不揃いですが、ちゃんと隙間なく積み上げられているところに驚きました。

近くには小さなキオスクとキャンプ場もあり、橋の向こうには小さな博物館もありました。
カステルホルムから車で約10分、是非足を伸ばしてボマルスンドに訪れてくださいね!

Småkbyn スマークビューン

カステルホルムやヤンカールスガーデンから徒歩圏内にあるレストラン、Småkbynスマークビューン。

フィンランドのTVに度々出演する有名なシェフの経営するレストランです。

http://smakbyn.ax/en/

レストランと同じ敷地内に蒸留所があり、フルーツ系のリキュールが作られていて、フィンランドのALKO(酒屋)またはレストラン横のお土産を販売する売店で、このリキュールを入手することができます。

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行った時は午後2時だというのにほぼ満席でした。
とても人気のあるレストランです。

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インテリアもとても素敵です。

特に、レストランの大きな照明が印象的でした。

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平日はランチメニューもあるようですが、土曜日に来たのでアラカルトメニューのスモークサーモンを注文。マッシュポテト、パン付き。パンは焼きたて。どれも美味しかったです。

リキュールの他にこのレストランで作られたクッキーなどの菓子類、ブレンドした香辛料など販売されており、蒸留所の奥の方には地元の陶芸家の作品の販売展示会も行われていました。
飲むとハートの形になるコーヒーマグはレストランでも使われており、人気のお土産だそうですよ!

Kastelholm カステルホルム

フィンランド現存の5つあるお城のうちの一つ、カステルホルム城。

海沿いに佇む石造りのお城で、最初に建設されたのは1300年代と言われています。
現在は博物館として運営されており、隣にある野外博物館、ヤン・カールスガーデンと共にオーランド諸島で人気のある観光スポットです。

http://www.kastelholm.ax/en

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お城の周りを散策することもできます。お城の周りには羊が放牧されていました。

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お城の中の様子。歴史の書かれたボードが何箇所か展示されており、高いところからはカステルホルムの景色を眺めることができます。

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お隣のヤンカールスガーデンでは、風車、家畜小屋、高床式倉庫など中に入り見ることができ、オーランド諸島の昔の生活を垣間見ることができます。

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夏至祭で飾られるミッドサマーストング(画像右側)

白樺などの樹木の葉や花の飾りがつけられ、柱を立てて夏至祭を祝います。

夏季は不定期でイベントが行われるそうですよ。

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カステルホルム城近くには、フィンランドの有名シェフのレストラン、Småkbynスマークビュンに立ち寄ってみてくださいね。

http://smakbyn.ax/en/

Mariehamn マリエハムン

オーランド諸島の主要都市、Mariehamn(マリエハムン)

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街の中心部は古い建物と新しい建物が混在しています。

シリヤラインやヴァイキングラインの港のあるマリエハムンの西から、小型船舶などが停泊する東の港まで約1km。街の端から端まで徒歩で行ける距離です。

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西側には海洋博物館があり、その北には小さなボートがたくさん停泊していて、レストランやカフェも立ち並んでいます。

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こちらはÅss Paviljongen.
レストランのテラス席には天気が良かったせいかたくさん人が集まっていました。
レストラン屋内も昔ながらの建物で良い雰囲気です。

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そしてこちらはマリエハムンの東側にあるレストラン&ショップ。

Saltというおみやげ屋さんは地元の人たちの手作りの物が販売されています。

ここから少し南の方にもレストランが集まったエリアがあり、沢山の人がフィンランドの短い夏を夜遅くまで楽しんでいましたよ!

 

Iso Saari イソサーリ

ヘルシンキのマーケット広場からフェリーで約40分(片道)、スオメンリンナの南にあるイソサーリ。
スオメンリンナにすでに行かれたことのある方、少し静かにのんびりと過ごしたい方、歴史好きの方、こちらのイソサーリに行かれてみてはいかがでしょう。
島には戦争の時に使われていた軍事施設やカフェ、レストラン、ゴルフコース、海水浴場やサウナ施設があり、またテント持参で泊まる事も出来るそうです。

夏季はイソサーリとヘルシンキ間、6往復します。(月曜日はゴルフクルーズ客のみ)

時刻表・料金はこちらから。https://visitisosaari.fi/laivaliikenne/ (フィンランド語)

フェリーのチケットはこちらからオンライン購入できます。https://kauppa.visitisosaari.fi/index.php?lang=3&rn=87123883 (英語、月曜はゴルフクルーズ客のみ)

当日フェリー船上でチケットを購入する事も出来ますよ。

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プライベート用、船着き場もあります。

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船から降りるとすぐにウプサーリケルホ(軍人クラブという意味のカフェ)があり、テラス席がたくさん。

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カフェはサンドイッチなどの軽食やお昼時にはスープもありました。

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カフェ内には昔、島が栄えていた時の軍事施設や宿泊していた人々の白黒写真が飾られており、当時の様子を伺い知ることが出来ます。

上の写真は新しい頃の軍事施設。

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岩場もありますが、海水浴場もあり泳いでいる人やカヤックを楽しむ人もいました。

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しばらく歩くとリカマンサリというレストランがありましたが、残念ながらまだ朝早かったので閉まっていました。

インターネットによると2018年の営業は下記の通り。
6月9日〜21日 土日 11:00-17:00
6月22日〜8月12日 火〜日 11:00-17:00

https://visitisosaari.fi/rikaman-sali/ (フィンランド語)

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島を一周してみました。(約1時間弱)

古い軍事施設があったり(一部立ち入り禁止)、このように木や草が生い茂っていました。

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コンクリートで作られた軍事施設。まだ大砲も残っています。

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中も入ることが出来ます。(一部)

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軍事施設の跡とゴルフ場。

天気も良かったので10人くらいのグループがゴルフを楽しんでいました。

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ゴルフボールが歩道近くに落ちてしまったので、そこからショット!
とても盛り上がっていました(笑)

毎週月曜日はゴルフクルーズ(フェリー往復含)85€。
(フィンランドはキャディさんはいないそうです)
ゴルフはやらないので詳しくはわかりませんが、日本でプレイするよりは安いのではないでしょうか。

Vallisaari ヴァッリサーリ

昨日は、Metsähallitus(フィンランドの森林管理庁)による旅行業関係者向けの終日研修のためヴァッリサーリに行きました。

この島に1996年まで住人がいましたが、その後20年間放置されていました。
そして2016年、観光客が訪問できるよう再びオープンしたヴァッリサーリ。
スオメンリンナの隣にある島です。

今の時期はまだ水上バスは運行していませんが、5月から定期運行されます。
マーケット市場から水上バス運行。(9月まで)
JT-Line www.jt-line.fi
Aavalines www.aavalines.fi

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夏になると、この道は緑のトンネルになります。

大きな木はシナノキ。ロシア統治時代に植えられたものだそうです。

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軍の施設として利用されていたた倉庫。島のあちこちに昔使われていた建物が残っています。

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島にある大きな池。まだ一部に氷が張っています。
かつては飲料水確保のため多くの人々が立ち寄ったそうです。

真水の池ですが、池の底に戦争で使われていた物が撤去されないままなので泳ぐことはできません。

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島の南部には立ち入り禁止のエリアもあります。
こちらもまだ戦争で使われていた機材がそのまま残っており、歩くのは危険です。
この青いポールの向こう側は立ち入り禁止ゾーンです。

島を散策するときは歩道に沿って歩くことが基本です。

1930年代、ヴァッリサーリで爆発物を保存していた倉庫が爆発する事故があり、隣のスオメンリンナにも被害が及ぶほど大きなものでした。

現在は軍事倉庫は空ですが、島でBBQすることが固く禁じられています。(1箇所だけBBQエリアがあり、そこでのみBBQをする事ができます。場所の利用は予約制。)

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下にあるレンガの建物も軍事施設。
屋根に土を意図的に敷き、そこから草花が生えているため、海側から見ると建物のあることすらわかりません。
現在は観光客が屋根の上を歩行できるようにスロープを建設しています。(画像左側)
そこからはヘルシンキ、スオメンリンナ、さらにはエスポーまで望むことができます。

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安全上の理由により施設内は一般立ち入り禁止、中に入るためには許可が必要ですが、軍事施設の中は当時のまま残っています。

老朽化が進んでいるため、屋根からコンクリート片が落ちてきたり、床が抜けたりしていました。

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ヴァッリサーリから見た景色。画像中央にある島はスオメンリンナです。

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隣のクニンカーンサーリに続く歩道。

この歩道は大砲などを運搬するために作られたそうです。歩道部分はコンクリートで固められていますが、当時のままなのでデコボコしており、少し歩きづらいです。

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そして新しく作られた休憩所。

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島は広いですが、食事ができるカフェは1箇所と他はアイスクリームや飲み物を売るキオスクが2箇所ほどあるのみなので、行かれる方は飲食類を持参された方が良いと思います。

ヴァッリサーリを観光しながら一周する場合、約半日ほど。
自然も海もそして歴史も堪能できる素敵なハイキングコースです。
お隣のクニンカーンサーリも行く場合はさらに1〜2時間かかります。

自然や軍事施設がそのまま残る、20年閉ざされていたヴァッリサーリ。
今では簡単に足を運べるようになりました。是非お越しください!