フィンランドのイースターで食べるものと言えば・・・
Mämmi マンミ。
ライ麦の粉とシロップなどを混ぜ、オーブンで焼いたもの。デザートとして食べますが、見た目は良くないし、食欲をそそられるものではない(画像右参照)
他、羊肉や、卵を使った料理が食卓に並びます。
もちろんデザートにはイースターエッグも。
オーソドックス系(ロシア正教)やロシア系フィンランド人はPaskhaという乳製品で作られたお菓子を食べる習慣があり、以前友人宅で食べたことがあります。
MämmiもPaskhaもイースターの時期になるとスーパーで購入することができます。

さて、今回は我が家で毎年のようにイースターの時期に作るレシピをご紹介します。
これは桃缶を使い、卵に見せかけたケーキ。とても簡単です!
このレシピは通常rahkaを使いますが、日本では手に入りにくいので、水切りヨーグルト、またはクリームチーズで代用してください。
材料
(直径22cmタルト皿1枚)
【生地】 | |
小麦粉(ふるっておく) | 150g |
グラニュー糖 | 50g |
ベーキングパウダー | 小さじ1 |
カルダモン(粉末) | 小さじ1 |
バター(溶かしておく) | 35g |
生クリーム | 100ml |
牛乳 | 50ml |
卵 | 1個 |
時間のある方は鍋にバターとカルダモンを入れてから弱火でバターを溶かしてください。香りがバターに移りさらに美味しくなります。
【フィリング】 | |
水切りヨーグルトまたはクリームチーズ | 100g |
生クリーム | 100ml |
グラニュー糖 | 50g |
卵 | 1個 |
桃の缶詰 | 1個 |
作り方
①【生地】の材料の粉類を全てボウルに入れ混ぜる。
②①に生クリーム、卵、バターを少しずつ入れその度にゴムベラでかき混ぜる。
牛乳は少しずつ入れ様子を見る。足りないようであれば追加、調整してください。
③生地をタルト皿(直径22cm)に伸ばし入れる。
④桃缶の桃を③の生地の上に静かに乗せ並べる。
⑤【フィリング】の桃以外の材料全てボウルに入れ泡立て器でまぜる。
⑥混ぜたものを④の桃と桃の間に静かに流し入れる。(桃の容量や入れ物の大きさによりますが全部入らないかも)
⑦200℃に温めたオーブンで30分焼く。粗熱を取り冷蔵庫で冷やして召し上がれ!




(余った生地でミニサイズを作りました!)