Vallisaari ヴァッリサーリ

昨日は、Metsähallitus(フィンランドの森林管理庁)による旅行業関係者向けの終日研修のためヴァッリサーリに行きました。

この島に1996年まで住人がいましたが、その後20年間放置されていました。
そして2016年、観光客が訪問できるよう再びオープンしたヴァッリサーリ。
スオメンリンナの隣にある島です。

今の時期はまだ水上バスは運行していませんが、5月から定期運行されます。
マーケット市場から水上バス運行。(9月まで)
JT-Line www.jt-line.fi
Aavalines www.aavalines.fi

temp-191

夏になると、この道は緑のトンネルになります。

大きな木はシナノキ。ロシア統治時代に植えられたものだそうです。

temp-189

軍の施設として利用されていたた倉庫。島のあちこちに昔使われていた建物が残っています。

temp-196

島にある大きな池。まだ一部に氷が張っています。
かつては飲料水確保のため多くの人々が立ち寄ったそうです。

真水の池ですが、池の底に戦争で使われていた物が撤去されないままなので泳ぐことはできません。

temp-192

島の南部には立ち入り禁止のエリアもあります。
こちらもまだ戦争で使われていた機材がそのまま残っており、歩くのは危険です。
この青いポールの向こう側は立ち入り禁止ゾーンです。

島を散策するときは歩道に沿って歩くことが基本です。

1930年代、ヴァッリサーリで爆発物を保存していた倉庫が爆発する事故があり、隣のスオメンリンナにも被害が及ぶほど大きなものでした。

現在は軍事倉庫は空ですが、島でBBQすることが固く禁じられています。(1箇所だけBBQエリアがあり、そこでのみBBQをする事ができます。場所の利用は予約制。)

temp-194

下にあるレンガの建物も軍事施設。
屋根に土を意図的に敷き、そこから草花が生えているため、海側から見ると建物のあることすらわかりません。
現在は観光客が屋根の上を歩行できるようにスロープを建設しています。(画像左側)
そこからはヘルシンキ、スオメンリンナ、さらにはエスポーまで望むことができます。

temp-193

安全上の理由により施設内は一般立ち入り禁止、中に入るためには許可が必要ですが、軍事施設の中は当時のまま残っています。

老朽化が進んでいるため、屋根からコンクリート片が落ちてきたり、床が抜けたりしていました。

temp-195

ヴァッリサーリから見た景色。画像中央にある島はスオメンリンナです。

temp-188

隣のクニンカーンサーリに続く歩道。

この歩道は大砲などを運搬するために作られたそうです。歩道部分はコンクリートで固められていますが、当時のままなのでデコボコしており、少し歩きづらいです。

temp-187

そして新しく作られた休憩所。

temp-190

島は広いですが、食事ができるカフェは1箇所と他はアイスクリームや飲み物を売るキオスクが2箇所ほどあるのみなので、行かれる方は飲食類を持参された方が良いと思います。

ヴァッリサーリを観光しながら一周する場合、約半日ほど。
自然も海もそして歴史も堪能できる素敵なハイキングコースです。
お隣のクニンカーンサーリも行く場合はさらに1〜2時間かかります。

自然や軍事施設がそのまま残る、20年閉ざされていたヴァッリサーリ。
今では簡単に足を運べるようになりました。是非お越しください!

 

広告